簡単・旬野菜レシピ第5回「ジャガイモ」

野菜ソムリエプロ
&フードコーディネーターの
Tomoです。

のどかな里山だねぇ〜♪

アグリライフ倶楽部←こちらです


トウモロコシ畑も広がります。
気持ちよすぎ〜

今回の内容は
アグリライフ倶楽部様へ提出した

簡単・旬野菜レシピ 第5回「ジャガイモ」
です。


畑で採れたジャガイモで
レシピを作るのに
お先にちょっこり
掘り出してみました♪

まだちょっと早いかな〜?
とりあえず撮影用に大きなメークインを
掘ってみよう(かなり勘ね)

さてさて。ここからが提出したもの。

・・・・・・・・・・・・・・・・・
今回は一斉に掘り出した
ジャガイモを達をどうしましょ?

についてお話します。

私たちの畑で採れたのは
「キタアカリ」「メークイン」です。


こちらが「キタアカリ」


こちらが「メークイン」
でもその1つ「キタアカリ」
スーパーに売っている
ジャガイモの中には
あまり見かけませんね。

よく目にする「男爵」はホクホク系、
「メークイン」は粘り系と言いますが
さて、「キタアカリ」は
何系なのでしょうか?

キタアカリとは?

キタアカリは「男爵」と「ツニカ」
という品種を交配させたもので
1988年に品種登録された
ジャガイモ界では新しい部類の一つです。
男爵に比べ、少し黄色みがかっていて
甘みも強く別名「クリジャガイモ」
とも言われています。

つまり「キタアカリ」は
男爵系で加熱するとホクホク。

じゃがバター、粉ふきイモ、
ポテトフライ、ポテトサラダに
適しています。
男爵同様、粉質の為
煮崩れしやすいので注意が必要です。

もう一つの「メークイン」
こちらはねっとり系の煮崩れしにくい。
肉じゃがなどの煮物にオススメです。

さて、この山のように収穫してきた
ジャガイモですが、嬉しいことに
葉物野菜ほど慌てて食べなくて良いので
少々助かりますね。

とはいえ、掘りたてを食べたいのが人情?
ジャガイモはサツマイモと違って
収穫後すぐに食べられます。

サツマイモも掘り立てを食べても
何にも問題はないのですが
サツマイモは掘ってから1~2週間
冷暗所で寝かせておくと甘味が増して
美味しくなるのですよ。

しかしこんな大量なジャガイモを
一度に食べるほど大食漢でもないし…

まずは保存方法について書き記します。

ジャガイモの保存方法

基本的には「洗わずに」
泥がついたまま
暗くて風通しの良い場所に
置いておきます。

水気を嫌うので
新聞紙などで包むか
段ボールごとでも良いでしょう。

芽が出にくいようにリンゴと
一緒に保存すると良いと言われています。
常温で1週間くらいは保てます。

冷蔵保存する場合は、まず新聞紙にくるみ
さらにビニール袋に入れ野菜室で。
状態によってですが
1か月は保存可能です。

絶対に気を付けること

ジャガイモの芽に猛毒ソラニン
含まれていることは周知の事実。
しかし日に当たって皮が緑色に
なっているところにも
ソラニンが含まれています。
芽はもちろんのこと
緑色の皮の部分もしっかりと
厚めに剝きましょう。

今回はのんびりと
食べられることもあり
保存方法や注意点について
細かく書きました。
緑の皮はあまり知られていないので
ジャガイモ掘りの時は
気をつけましょう。

今回のレシピは
流行にのって(少々前ですが)
SNS映えするものを一つ。

SNSで流行った!ハッセルバックポテト

<基本の材料> ジャガイモ1個に対して

大きめのジャガイモ  1個
オリーブオイル    大さじ3
粉パルメザンチーズ  小さじ2
刻んだパセリ     小さじ2
すりおろしたニンニク 1片
塩胡椒        適量
厚切りベーコン    数枚
ローズマリー     1本

<応用のアレンジの具材>
オレガノなどのハーブ類
ミックスハーブスパイス
サワークリーム、粒マスタード
カレー粉など

<作り方>

1 ジャガイモを良く洗い横向きに置く。

2 両サイドに箸などを置き
下まで切り離さないように
ギリギリまで切れ目を入れていく。
そのまま水に10分程さらしておく。

3 小さなボウルにオリーブオイルと
すりおろしたニンニク、パルメザンチーズ
刻んだパセリを良く混ぜる。

4 耐熱の器(今回はスキレットを使用)
に水分をしっかりとったジャガイモをセット。
ベーコンを横に添える。

3を最後にかける分量を残し
一枚一枚の切れ目に流し込む。


これが焼く前。
ベーコンが多めですねw
さらにズッキーニまで同じく
アコーディオンカットに
してみました。

5 残りの3をかけ、200℃に余熱していた
オーブンに約30~50分入れる。
(ご自宅のオーブン、ジャガイモの
大きさによって温度と時間は違います)

6 途中で数回下に溜まったオイルを
すくってかける。最後の10分位で
ローズマリーを上に乗せる。
竹串がスッと刺さったら出来上がり!

<ポイント>
・ジャガイモを薄くカットするとカリカリに
厚くカットするとホクホクな食感になります。
・切れ目の間に3のオイルを丁寧に入れていくと
ジャガイモにお味がしっかり染み込みます。
・お急ぎの方はレンジでチンして、
オーブンでカリッと仕上げても♪

ここにサワークリームを添えても。
3の中にカレー粉や他のハーブを入れても。

多くのアレンジ料理が出来るのが
ジャガイモの良いところですね。

いかがでしたでしょうか?

和洋中、いかようにも調理が出来る
万能選手ジャガイモ。

水分が抜けてシナシナにする前に
美味しく食べきりましょう!

文責 野菜ソムリエPro/Atelier CoCo主宰 Tomomi
HP: http://www.atelier-coco.net/

合わせてこちらもどうぞ!
第4回簡単•旬野菜レシピ「そら豆」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUT US
tomomi
東京都新宿区生まれ。私立女子中入学後、叔母の闘病サポートの為、従姉妹家族と一つ屋根の下で9人家族で生活する。青春ど真ん中にも関わらず「生きる」ことの難しさを身を持って感じる。学習院女子短期大学にて国文学を専攻。茶道の奥深さに嵌る。華道、着付と和の伝統文化を学びながら楽し過ぎる学生生活を過ごし、損害保険会社に就職。海上保険部で輸出入担当として英語漬けの毎日を送る。25歳で結婚退社。夫の会社をサポートの傍、育児に日々クタクタになりながらも、お稽古を続け、60歳までの最高位・助教授の資格を頂く。小学校や幼稚園、また区の講座などで教鞭をとる。娘の中学入学を期に長年の夢であったカフェオープンに向けて調理専門学校のカフェオーナークラス・フードコーディネータークラスで学ぶ。野菜ソムリエプロ・和ハーブアドバイザー・冷凍生活アドバイザー・そしてバリスタとして、多くの飲食店、企業様にレシピなどをご提案中。 ****************** ただいまアトリエでは日本サンドイッチ協会公認インストラクターのケーキイッチ そして裏千家茶道講師としてテーブル茶道にて盆略点前をお伝えしております。 またリクエストレッスンでは皆様のご希望に沿ったお料理をお教え致します。 会社経営側としての知識と経験を生かし、他の分野でも皆様のご要望に沿った内容をお伝えしております。 曲がったことは大嫌い、不器用でもまっすぐに進みたい。 心から素直になれる時間を、皆様とご一緒に共有出来ることを大事にしております。 ご興味のある方はメッセージにてご連絡頂ければ幸いです。