こんばんは。野菜ソムリエ&フードコーディネーターのTomoです。
皆様、年末も押し迫り、慌ただしい日々かと存じます。
同じく私もバタバタさん。最後の撮影やら書類やらに追われております。
嬉しいやら、休みたいやら…
さて今回はレシピブログさんのモニター『GABAN』様のグリーンペパーを使ってのレシピのご紹介です。
まずはグリーンペパーについてお勉強。
グリーンペパーとは?
胡椒の未熟果を収穫し乾燥させたものです。特徴は若い緑色。フレッシュな爽やかな香りがあります。
ついでですが白胡椒、黒胡椒だけでなく、最近色々な種類がある胡椒。どのような違いがあるのでしょう?
色の付いた胡椒の違いって?
黒コショウ:実が熟す前に収穫して乾燥したもの。辛味は強い。
白コショウ:赤く熟した実の果皮を取り去って乾燥したもので、マイルドな辛み。
緑コショウ(グリーンペパー):若い実を収穫したもの。辛みはほとんどない。上記参照。
赤コショウ(ピンクペッパー・ポワブルロゼ):コショウとは別物のウルシ科のペッパーツリーの実です。まれに完熟した赤い胡椒を指すこともありますが、一般的には「コショウ科コショウ属」の胡椒と種類が違うようです。
ええ?ピンクペッパーって本当は胡椒ではないの?に驚いた方も多いですよね。私も最初はびっくりでした。
さて。今回は若い爽やかなグリーンペパーを使ってのレシピですね。
なるべくならその爽やかさを残したい!そのまま頂きたい!という気持ちからこのようなレシピになりました。
甘い?ローストビーフの手毬雑穀栗ご飯
<材料>
雑穀栗ご飯
うるち米 1合
もち麦(はくばく) 50g
十六穀米(はくばく) 50g
水 炊飯器の2合のところまで
栗甘露煮 8個
酒 大さじ2
出汁 30cc
醤油 小さじ2
塩 少々
ローストビーフ
牛モモ塊肉 300g
サラダ油 大さじ1
塩 コショウ 適宜
仕上げ
GABANグリーンペパー 手毬の数✖︎3個
マルドンの塩 手毬の数
クレソン 適宜
<作り方>
雑穀栗ご飯
1 炊飯器に洗ったうるち米ともち麦、十六穀米を入れる。
2 半分に切った栗甘露煮を散らす。
3 水は2合のところまで入れ、そこに出汁と酒、醤油を追加し、普通の炊飯のスイッチを入れる。
ローストビーフ
5 塊肉をフォークで刺して、塩胡椒を擦り込み、フライパンにサラダ油を熱し、綺麗な焼き色を塊肉につける。
6 そのまま180度のオーブンで20分位。
7 オーブンから出してアルミで塊肉を巻いて20分休ませる。
仕上げ
8 炊き上がった雑穀栗ご飯を一口大に丸める。
9 ローストビーフを薄切りにする。
10 ラップに薄切りローストビーフを置き、その上に丸めた雑穀栗ご飯を置いて丸くする。
11 お皿に盛り付け。1つの手毬寿司に対してグリーンペパーが3粒、マルドンの白の結晶を一粒飾り完成!
<ポイント>
・塊肉はレアより少し焼きが強い方が肉汁でビシャビシャになりません。
・雑穀米はなんでも良いですが、栗の甘露煮を入れると甘いご飯になります。甘露煮の煮汁はよく切ってください。
・甘めのご飯とローストビーフ、そしてグリーンペパーで爽やかさを残しつつ、マルドンの結晶した塩で味全体を締める感じです。
何個も試しましがた、グリーンペパー3粒が丁度良いですね。
せっかくの栗の雑穀米(実は私の大好物)なので、お肉はシンプルな味付けにしました。
是非グリーンペパーの爽やかな刺激と甘露煮から出る甘み、そして結晶塩のハーモニーをお楽しみ下さいませ。
グリーンペパーにピンクペパーを追加すると一気にクリスマスバージョンに早変わり!
いかがでしたでしょうか?
スパイス一つでお味に変化を。
彩りにワクワクを。
色々なアレンジで季節感が出るのも楽しいですね♪
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