ご訪問ありがとうございます。
野菜ソムリエのおもてなし料理教室
Atelier Platine主宰
Tomoです。
今回はかほくイタリア野菜アンバサダー
としての投稿です。
昨年12月はこちらのイタリア野菜を
ご紹介…ブログでは
していなかったですね(T ^ T)
プレコーチェのレシピを
インスタでご紹介致しました。
今回はタルティーボの
レシピをブログでも
ご紹介致します。
まず…タルティーボのお話の時に
なぜプレコーチェのことを
だしたのでしょう?
タルティーボとプレコーチェ
タルティーボ Radicchio Rosso di Treviso Tardivo
プレコーチェ Radicchio Rosso di Treviso Precoce
「タルディーボ」「プレコーチェ」は
トレビスやチコリと同じ
キク科の野菜です。
イタリアで作られてきた
トレビーゾと呼ばれる品種で
タルディーボは「晩生」という意味を表しています。
逆に「早生」のものはプレコーチェと呼ばれています。
本場イタリアでも栽培に手間がかかることから
高級食材として扱われています。
(旬の食材百科より)
一昨年の12月。
山形県河北町の圃場にて。
極寒の中、冷たい水を使っての
手作業。
最初にタルティーボを作った人は
どうしてこんな手間のかかる大変な
作り方を考え出したのだろう?
その大変な工程を毎年してくださる
生産者さまに感謝です。
圃場を見せて頂けると
今までと全く違う視点で
物事が見えてきますね。
とても大事なことだと思います。
昨年はタルティーボだけでの
かき揚げのレシピをご紹介
していました。
本当に贅沢✨
※上記のかき揚げレシピのサイトに
タルティーボの圃場の様子を
掲載しております。
是非ご覧になってくださいね。
本音を言うと
声を大にして言いたい。
「タルティーボもプレコーチェも
なんならチコリ系全部、
サラダ的に、バーニャカウダ的に
生で食べたい!!!」
と言うと、レシピが全て
サラダになってしまうので
(多分)アンバサダーの皆さまは
一生懸命、加熱のレシピを
考えるわけです。
ん?私だけ生食派なのかもしれない。
今度アンバサダーの
皆さまに聞いてみよう。
まぁ…みんな生食が好きと言っても
なるべくサラダ以外で
レシピを作って欲しいのだけど。
(こちらは管理人としての本音)
チコリ系は加熱すると甘味が増して
食べやすくなりますが
なんせオトナなので
チコリ系の苦味をがっつり
堪能したいのです。
特にタルティーボやプレコーチェなんて
加熱すると茶色に変わってしまい
このお上品な赤紫色が消えてしまうから
悲しいわけです。
でも違う意味で「大人」なので
今回も加熱したタルティーボの
レシピをご紹介致します。
トレヴィーゾ・タルティーボのグリル 2種のチーズと共に
<材料>2人分
トレヴィーゾ・タルティーボ 1個(130g)
ブッラータ(生モッツアレラ) 1個(70g)
パルミジャーノ・レッジャーノ 小さじ1
Exvオリーブオイル 大さじ1
塩・ブラックペッパー 少々
<作り方>
1 タルティーボを縦半分に切り、カット面に塩を少々振ります。
2 グリルパンにオリーブオイル(分量外)を
ペーパーでまんべんなく塗り
切った断面を下に中火で焼き付けます。
3 きれいな斜めの焼き色が
ついたら、裏返します。
中まで火が通っていなくても良いので
お好みの焼き加減で皿に盛り付けます。
4 タルティーボの上から
Exvオリーブオイルと
パルミジャーノ・レッジャーノを
全体にかけます。
5 半分にカットしたブッラータを
タルティーボにのせ
上からブラックペッパーをかけて完成です。
<ポイント>
・加熱したタルティーボが食べたい場合は
しっかりと火入れをしましょう。
・半分シャキシャキしたタルティーボが
食べたい場合は表面だけに
焼き色がつく程度で火入れを止めましょう。
これなら生食で食べるという夢も
叶えられるます。
また、片方は半生、もう片方は
しっかり火入れするという
楽しみ方も出来ます。
ブッラータが手元にない場合は
なくても良いです。
十分にパルミジャーノ・レッジャーノと
オリーブオイルで楽しめます。
とはいえブッラータとパルミジャーノは
チーズでも異なる種類に分類されるので
こちらも出来たらチーズ部門の違いを
タルティーボと共に楽しんで
いただけたら嬉しいです。
チーズの種類:
ブッラータBurrataとは
ブッラータは、イタリア発祥の
フレッシュタイプのチーズです。
イタリア語で「バターのような」
という意味で、「ブラータ」と
呼ばれることもあります。
この名前から分かるように
ブッラータはバターのように
クリーミーで濃厚な味わいです。
ブッラータの作り方はよく伸ばした
モッツァレラチーズを袋状にして
その中に割いたモッツァレラチーズと
生クリームを入れ、きゅっと閉じると
いうものです。
真っ白で柔らかく、ナイフを入れると
生クリームがモッツァレラチーズと共に
流れ出てきます。
チーズの種類:
パルミジャーノレッジャーノ
parmigiano reggianoとは
パルミジャーノ・レッジャーノ
というチーズは、イタリア中央部の
エミリア・ロマーニャ州で作られている
大型チーズ。パルマ(世界三大生ハムのパルマハムで有名)
という町と、レッジョ・エミリアという町で
作られていたのでそれぞれの名前をとって
パルミジャーノ・レッジャーノと名づけられました。
2年以上も熟成させますので
表面にはアミノ酸の白い結晶が
浮き出してきていて
旨みがたっぷりのチーズです。
パルミジャーノ・レッジャーノと
パルメザンチーズと粉チーズの違いについては
これ以上突き詰めると
大事なタルティーボが薄まるので
また改めて。(いつ書くのだろう?)
最後に
いかがでしたでしょうか?
今、山形県河北町は
タルティーボの最盛期!
つまり…寒い中で
冷たい水でびちゃびちゃになりながら
タルティーボを
栽培してくださっています。
もしこの美しいタルティーボを
見かけましたら
是非手にとって頂けたらと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。
Atelier Platine
Tomomi
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昨年のバレンタインレッスンの
様子ですね。
今回は
2月に2回
3月に2回という
信じられないほど
少ない日数での公募です。
申し訳なさすぎて
大々的に受付開始しましたよ!
と言いにくいのです。
(基本的に固定グループの
プライベートレッスンです。)
今回も毎年恒例
バレンタイン時期
特別企画
「ちょっこりお土産」つき。
詳細はブログ&メッセージにて♪
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